基本的に1人で遊ぶゲームであるドラクエウォークとしては珍しくメガモンスターのメタルドラゴンは複数人のプレイヤーが協力して戦うのが普通です(いわゆるレイドバトル)。
しかし、ドラクエウォークプレイヤーが少ない地方・田舎在住のプレイヤーはソロでメタルドラゴンに挑まないといけない場合がほとんどだと思います。
上級職を十分に育成できているプレイヤーなら1人でも簡単にメタルドラゴンを倒せるかもしれませんが、ドラクエウォークを始めたばかりの初心者プレイヤーだとソロ攻略は至難の技です。
そこで、当記事では初心者プレイヤーがソロでメタルドラゴンを倒す攻略方法を解説していきます。
この記事の目次
メタルドラゴン ソロ攻略の事前準備
メタルドラゴン戦のパーティ編成は?
ドラクエウォークを始めたばかりの初心者の場合、意図的に転職をしていなければ戦士・僧侶・武闘家・魔法使いのパーティメンバーだと思います。従って、当記事では戦士・僧侶・武闘家・魔法使いの編成で攻略することを前提にしています。
色々なパーティ編成が考えられると思いますが、戦士・僧侶・武闘家・魔法使いの編成でソロでメタルドラゴンに勝つことが可能なので心配無用です。
戦士の「やいばくだき」が必須
メタルドラゴンの猛攻に耐えるために絶対に欠かせないのが戦士の「やいばくだき」です。
メタルドラゴンからの被ダメージは通常攻撃が約100・踏みつけ(単体)が約150・ミサイル(全体)が約100くらいなので、装備やスキルが貧弱だと長時間耐久することは不可能です。
しかし、「やいばくだき」の攻撃力ダウンが入れば目に見えて受けるダメージが減って耐久が可能になり、勝利が見えてきます。
逆に言うと、よほどふくびき(ガチャ)の引きが良かったり強いこころが揃っていない限りは「やいばくだき」がなければ初心者がソロでメタルドラゴンに勝つのは難しいと思います。
「やいばくだき」は戦士がレベル25で覚える他、特定のモンスターのこころを装備すれば使えるようになります。
- 戦士のレベルを25まで上げる
- どれいへいしのこころ(Sランク)を装備する
- メタルハンターのこころ(Sランク)を装備する
基本的に「やいばくだき」を使える戦士が1人いれば十分です。
「やいばくだき」を使えるこころがあると編成の自由度は上がりますが、そもそもSランクのこころを入手するのが大変なのでメタルドラゴン討伐のためだけにこころ集めをする必要はありません。運良く持っていたら活用するという方針で良いと思います。
全体回復があると楽
「やいばくだき」で攻撃力ダウン(2段階)を維持できれば頻繁にミサイルを連発されない限りは単体回復だけでも十分に間に合いますが、全体回復があると非常に楽です。
SP装備(常設装備)で使える全体回復スキル
- いやしのかぜ
- ひかりのタクト、マジックチャクラム、まどろみのこん、ユグドラシル
ピックアップ装備で使える全体回復スキル
- いやしのかぜ
- ドラゴンロッド
- いやしの波動
- さとりの杖
- エルフの慈愛
- ロザリーの杖
基本的にはSP装備に付いている「いやしのかぜ」を活用することになると思います。
「いやしのかぜ」の回復量は30~40程度ですが、装備やこころでかいふく魔力を盛ったり心珠の特殊効果を加味すれば初心者でも回復量を70前後まで上げることが可能です。
「いやしのかぜ」の回復量が上がるとミサイル(全体攻撃)の被ダメージをリカバーしやすくなり、「やいばくだき」による攻撃力ダウンが2段階になるまでの数ターンで全滅する可能性が低くなってメタルドラゴン戦の勝率が上がります。
デイン属性スキル or 裂鋼拳の使える武器
メタルドラゴンはデイン系が弱点 & マシン系なのでデイン属性のスキルか裂鋼拳(マシン系に180% x 2回)で攻めましょう。
SP装備(常設装備)
- 雷光さみだれ突き(デイン80% x 4回)
- らいじんのやり
- 裂鋼拳(マシン系に180% x 2回)
- クリスタルクロー、黒ヒョウのツメ
ピックアップ装備
- ギガソード(デイン350%)
- 王者の剣
- ライデイン(デイン属性呪文)
- ラーミアの杖
- 裂鋼拳(マシン系に180% x 2回)
- 黄竜のツメ、冥獣のツメ
デイン属性スキル or 裂鋼拳がなければ火力不足でジリ貧になります。上記のいずれかの装備・スキルがないと初心者がソロでメタルドラゴンを倒すのは厳しいです。
ピックアップ装備はなかなか手に入らないため、初心者はSP装備のクリスタルクロー(裂鋼拳)が主力になる場合が多いのではないかなと思います。
こころでステータスや特殊効果を盛る
こころでステータス等を盛ることで少しでも勝率を高めましょう。メタルドラゴン戦で重視すべき項目は以下の通りです。
- 武闘家・戦士
- 力、デイン属性とくぎダメージ+○%、スキルの斬撃ダメージ+○%、スキルの体技ダメージ+○%
- 僧侶
- かいふく魔力、じゅもんHP効果+○%、とくぎHP回復効果+○%、スキルHP回復効果+○%
- 全員
- HP、MP、みのまもり、防御減耐性+○%
いずれもできる限り上げたいステータス・特殊効果ですが、全てを満遍なく上げることは不可能なのでバランス良く仕上げましょう。MPが低いと道具でMPを回復する頻度が上がってジリ貧になりやすいため、MPは高めにしておきたいところです。
なお、メタルドラゴンの「ふみつけ」を受けると高確率で素早さが2段階低下しますが、2段階低下状態でもメタルドラゴンよりも先行できるので耐性を取る必要はありません(パーティ内の行動順序が変わる影響はあります)。
こころは持っているもので間に合わせれば良いと思います。
メタルドラゴン討伐のために持っていないこころを集めるのは時間がかかり過ぎて現実的ではないからです。
道具を準備する
初心者がメタルドラゴンをソロで討伐するときには以下の道具が必須です。
- 特やくそう・いやしそう・上やくそう(HP回復)
- 僧侶1人では回復が追いつかない場合があるので魔法使い等が適宜使用します。
「微妙にHPが減ったキャラ」のHPを回復させるために上やくそうもあると便利です。 - まほうのせいすい(MP回復)
- メタルドラゴン戦は長期戦になるのでアタッカーもヒーラーも途中でMPが枯渇します。特に回復役の僧侶のMPが切れると即全滅に繋がるため早め早めのMP回復が大切です。
蘇生用の「せかいじゅの若葉」はあった方が良いですがなくても構いません。
というのも、戦闘不能者が出る時点で劣勢であり、せかいじゅの若葉が必要となる時点でメタルドラゴンにソロで勝利するのが難しい状況だと言えるからです。
たまたま痛恨の一撃や集中攻撃を受けて運悪く戦闘不能になったならリカバリーは必要ですが、明らかにメタルドラゴンに押され気味でジリ貧の状況なら無理に蘇生して戦闘を長引かせる意味は薄いです(どうせ勝てないので)。
守備力は可能な限り上げる
防具を強化して全メンバーの守備力をできるだけ上げておきましょう。
星4装備でも鍛えればそこそこの守備力を確保できるので、全ての部位を鍛えれば無強化の場合と比べて60~80くらいは守備力の値が上がるはずです。それだけ守備力が上がれば被ダメージが大きく減るので耐久しやすくなります。
一般的にドラクエのダメージ計算式は以下の通りで、守備力を4上げるとダメージが1減ります(威力倍率100%の場合)。
(攻撃力 – 守備力/2) / 2 * 乱数 = ダメージ
なので、単純に考ればメタルドラゴンを相手にする場合も守備力が80上がればダメージが20減ります。
メタルドラゴンをソロで倒す方法
「やいばくだき」で攻撃力ダウン2段階を維持
戦士は「やいばくだき」でメタルドラゴンの攻撃力2段階ダウンを狙います。
攻撃力2段階ダウンを維持できれば被ダメージがかなり小さくなるので時間がかかっても余裕で勝てます。
大事なのは攻撃力2段階ダウンになった後もひたすら「やいばくだき」を使い続けて攻撃力2段階ダウンの維持に努めることです。というのも、攻撃力ダウンの成功率は高くないため、毎ターン「やいばくだき」を連発しないと攻撃力2段階ダウンの維持が難しいからです。
メタルドラゴンが元の攻撃力に戻ってしまったら数ターンのうちに蹂躙されて全滅は不可避です。
毎ターン「やいばくだき」を使い続けてもなかなか成功せずに攻撃力ダウンが解除されてしまうこともあるくらいなので、メタルドラゴン撃破のためにはとにかく「やいばくだき」を連発し続けるしかありません。
攻撃力ダウンは数ターンで効果が切れますが、攻撃力ダウン中に再び攻撃力ダウンが成功すると有効ターンが延びます。
攻撃力ダウンは2段階維持が理想ですが、運次第では難しいこともあります。それでも、攻撃力1段階ダウンになれば受けるダメージが目に見えて減るので勝てる可能性がグッと高くなります。
守備力を上げる
メタルドラゴンのミサイル(全体攻撃)を受けると守備力が1段階ダウンしてしまうことがあります。
守備力ダウン状態になると被ダメージが大きく増えて即死のリスクが高くなります。また、守備力ダウン状態では例えメタルドラゴンが攻撃量2段階ダウンになっていても被ダメージをあまり減らせなくなってしまうので、僧侶がスカラを適宜使って守備力が低下したメンバーの守備力を上げるようにしましょう。
しかし、僧侶は回復役を担っているので忙しくなります。僧侶の手が回りそうにないときは他のメンバーが道具で回復に回るなどして僧侶がスカラを使うタイミングを作り出すことが重要です。
なお、1ターン目の僧侶は回復をする必要がないので守備力の低いキャラか先頭のキャラにスカラを使いましょう。
武闘家は攻撃を最優先する
当記事では、戦士・武闘家・僧侶・魔法使いでメタルドラゴンをソロ攻略する前提で書いています。このパーティ編成の場合、攻撃役は武闘家1人しかいないので武闘家はひたすら攻撃に専念し続けましょう。
- 戦士
- 「やいばくだき」で攻撃力ダウンを狙う。やいばくだきは威力倍率が低い(150%)ので与ダメージはおまけ程度。
- 武闘家
- メタルドラゴンの弱点を突くスキル(デイン系スキルやマシン系に有効な裂鋼拳)でひたすら攻撃する。
- 僧侶
- 回復役。スカラで守備力上げも行う。
- 魔法使い
- バイシオンで武闘家の攻撃力を上げる。道具で単体回復を行う回復役でもある。他のキャラのMPが枯渇してきたら道具で回復させる。
呪文は有効なダメージソースになりにくい(ライデインを除く)のでアタッカーとしてはあまり役に立たない。
ソロ攻略では自分のパーティだけでメタルドラゴンのHPを削らないといけないため、ダメージソースである武闘家が攻撃の手を休めるとバトルが長引いてこちらがどんどん不利になってしまいます。可能な限り迅速にバトルを終わらせるためにも攻撃役の武闘家には攻撃だけに集中させることが重要です。
とはいえ、全滅してしまっては元も子もないので必要に応じて武闘家も道具を使って回復役を行いましょう。
スラミチおたすけ団は途中で全滅する
メタルドラゴンをソロ攻略する場合、スラミチが助っ人として「スラミチおたすけ団」というNPCのパーティを3組呼んで来てくれます。
NPCの割には地味に強く、無凸装備で固めた基本職パーティよりも大きなダメージを叩き出してくれるため結構頼りになります。と思いきや、火力不足のソロ攻略だと被ダメージが蓄積してしまうため、メタルドラゴンのHPを半分程度削ったところでスラミチおたすけ団は必ず全滅してしまいます。
メタルドラゴンの残りのHPは全て自分で削らないといけませんので、スラミチおたすけ団にはあまり期待しすぎないようにしましょう。
【余談】パーティ編成は戦士2人僧侶2人がベスト?
当記事で解説している通り、大前提として戦士・僧侶・武闘家・魔法使いの編成でもメタルドラゴンに勝てます。
以下はあくまでも理想の話(しかも、実際に試したわけではありません)なのでわざわざ転職 & レベル上げをして戦士2人僧侶2人にする必要は全くありません。
基本職でパーティを組む初心者にとってメタルドラゴンのソロ攻略がキツい理由は以下の通りです。
- メタルドラゴンの攻撃力が高く、攻撃力ダウンが入らなければ僧侶1人では回復が追いつかない
(そのせいで守備力アップにも手が回らなくなる) - 「やいばくだき」による攻撃力ダウンが入りにくく、運ゲー要素がやや強い
逆に言えば、攻撃力ダウン(2段階)を維持できれば余裕で勝てますし、攻撃力ダウンが入らなかったとしても回復さえ追いつけば勝てる可能性が高くなります。つまり、戦士2人・僧侶2人でパーティを組めばメタルドラゴンのソロ攻略がグッと楽になるのではないかなと思います。
魔法使いを外すとバイシオンが使えなくなるため与ダメージが減るデメリットはありますが、攻撃力2段階ダウンさえ維持できれば余裕で耐久できるので先頭が多少長引いても全く問題ありません。
まとめ
メタルドラゴンは初心者がソロで倒すのは大変ですが、確定で強力な「こころ」をドロップするので可能な限り繰り返し討伐しておきたいところです。
当記事で解説した攻略方法ならピックアップ武器がない初心者が基本職でメタルドラゴンにソロで挑戦しても十分に勝つことが可能ですので、「自分には無理かも・・・」と考えずに一度チャレンジしてみて下さい。
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